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大人の社会科見学「野木町煉瓦窯」 [ドライブ・栃木県南]

ひまわりの後は、大人の社会科見学・・・このタイトルから嫌らしい想像をしてしまった、そこのあなた!
違いますからね[ダッシュ(走り出すさま)]
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かねてよりずっと見たいと思っていた。かねてとは何時からかと問われれば、存在を知った10年くらい前でした。
昨年訪れた京都府舞鶴の煉瓦倉庫群、その中には横浜MM地区のレンガ倉庫の紹介←内部はレストラン、ショップ等の商業施設となっている現状から、個人的には面白くも興味もなし。
そして県内野木町にある「野木町煉瓦窯」があり…。
そうなんです。県内にあるから、県内にあるから何時でも行ける…そう思って訪れる機会をもたずにいたこちらの場所。
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曇りがちの下でも光り輝く緑のグラデーション、メタセコイアの和名は「曙杉」。昨年の秋の滋賀県まきの高原の宿、すぐ脇に続く並木道で知った次第ながら・・・。それからは、どこへ行ってもメタセコイア、メタセコイア・・・。この木ってポピュラーな存在なのですね。
駐車場からメタセコイア並木、そして「野木町煉瓦窯(旧下野煉化製造会社煉瓦窯)」があるのです。
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しかし日本で唯一のこの不思議な形、正確には16角形が・・・1998年から放送されているテレビアニメ作品の主人公「おじゃる丸」の頭部に見えて仕方がない私!
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「坂ノ上おじゃる丸」5歳。
千年あまり前の平安朝妖精界の貴族、やんごとなく雅な坂ノ上家のお子様「おじゃる丸」。
おじゃる丸のお世話係りであり、虫友でもある蛍の「電ボ」、ワガママで甘えん坊のおじゃる丸にふりまわされながらも、弟のように思っている・・・カズマとその家族。大人の私でも楽しんでいたアニメです。

さて、本題に戻りますが・・・。
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「(旧下野煉化製造会社煉瓦窯)」通称・野木町煉瓦窯はホフマン式の煉瓦窯で、明治23年(1890)から昭和46年(1971)までの間多くの赤煉瓦を生産、日本の近代化に貢献をしました。
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見学ツアーに参加しましょう。
所要時間は約30分。見学に際しては、このようにヘルメットを着用しなくてはなりません。
これまで様々な経験をして入るものの、ヘルメットを被ってなんて初めて!暑いけど楽しかった[るんるん]まずは外から眺めて、歩んできだ歴史などガイドさんの説明を受け、それから内部へ入ります。

ホフマン窯7.jpg
見学コースは一部のみ、頑丈な補強済みで安心出来る仕組みになっています。
中に入ると、明治・大正・昭和・・・の激動の時代を稼働し続けてきた姿が伺えました。
当初は三基あったホフマン窯、その内の二基は大正12年の「関東大震災」により崩壊、現存する「東窯」のみに。この東窯にしても煙突の上部半分は崩れ落ちてしまった、震源地に近かったせいでしょう。

ドイツ人技師「フリードリヒ・ホフマン」が考案した、煉瓦を大量にかつ合理的に焼く近代的な窯。
全部で50基もあったホフマン輪窯ですが、国内で現存するのは4基しかなく、ここ野木町と、埼玉県深谷市、滋賀県近江八幡市、京都府舞鶴市に残るのみ。
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煉瓦窯の焼成室は全部で16室、順番に円形につながった焼成室では・・・焼成←乾燥・予熱←冷却を繰り返した後、屋外で一週間ほど乾燥させてから出荷されました。

天井に何か所も開けられた穴、点火された後にこの穴から粉炭がは次々投入されて煉瓦が焼かれたのです。
また床近く、窯の内側の下部に開いているトンネル状の穴は、煙突につながる排気口だそう。
煉瓦窯のひとつの窯で1回に約17,000本、全ての窯を連続して使用した場合には約27万本もの赤煉瓦を生産することが可能でした。

階段で二階へ上がってみます。目の前に、窯上部と、投炭孔の様子が広がります。意外にも屋根部分は木製の木組みです。
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粉炭を運んだトロッコのレールと、鉄製の丸い蓋が被された投炭孔がズラリ並ぶ迫力ある光景。

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長い煙突の、大屋根下の部分が目の前に。ダンバーと呼ばれる煙道から煙突へ排気を行う装置も三基残されていました。

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堅牢さを求めた黒い焼成煉瓦、イギリス式、フランス式・・・と三段積みの煉瓦の形状も、創業時から120年以上経過した・・・「平成」の世にでも、ほぼ原型をとどめて現存。
昭和54年「国の重要文化財に指定」され、平成19年には「近代化産業遺産群」のひとつに選定されました。

課題であった老朽化は、下野煉化(株)が修復に着手したものの経営破綻のため中止となり。
その後は野木町が施設管理者になり、煉瓦窯を未来に残すための修復工事が行われた。
5年間の修復工事を経て、交流センター「野木ホフマン館」としてリニューアルオープン。2016年5月から常時見学が出来るようになったそうです。

またこちらでは窯焼きピザが名物ながら・・・前日家でピザを食べたばかりであった我が家。二日続けてのピザと言うのもなんかね[あせあせ(飛び散る汗)]
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・・・と言った訳から、この後道の駅へも行ってみたものの、これと言ったものもなく、結果はこれだけ。
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ピーチシャーベットとピスタチオのジェラート、乾いた喉と、疲れた身体に優しく感じられました。

初期の円形のものとして唯一現存。近代化産業遺産として貴重な煉瓦窯は、@100円なりで見学可能。
意外な場所で出会えた・・・日本における産業革命、明治の香りを身近なものとした貴重な体験でした。
nice!(77)  コメント(11) 

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コメント 11

末尾ルコ(アルベール)

煉瓦っていいですよね~。見ていると落ち着くという効果もあるような気がしますし、審美的にも魅力たっぷりです。この建物は、機能を追求したらこのような形態になったのでしょうか。時に、徹底的に機能を追求すると、思いの外美的な形状になってしまうことがありますね。自然界の生物にもそうした美が多く感じられます。   RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2017-08-14 01:52) 

tochi

昔、見学したことあります
まだ綺麗に整備されていないころです
by tochi (2017-08-14 06:12) 

ソニックマイヅル

おはようございます。迫力のある煉瓦造りですね。私も昨日は敦賀市内の煉瓦の建物を見学してきました。入館料は400円、大きなジオラマの維持費だと思います。10分で終了でした。^^;
by ソニックマイヅル (2017-08-14 09:38) 

ma2ma2

大人の社会化見学良いですね!
ヘルメットをかぶる見学は、ANAとJALの工場見学でかぶりました(^^)
ANAは青いヘルメットでJALは赤いヘルメットでした。
by ma2ma2 (2017-08-14 09:44) 

hana2017

末尾ルコ(アルベール)さんへ
おはようございます。
地震国である我が国には合わなかった煉瓦造りの建造物。
全体的な姿は写真で観ていたものの、実際に観て、触れて、感じた明治から続いた貴重な遺産。
産業革命を経て、大量生産と効率の良さを目指した結果、この形状となった模様ながら・・・ひまわり畑のオマケとしては、思っていた以上の迫力、見応えを感じた次第です。

tochiさんへ
おはようございます。
もろい煉瓦造りの窯だけに、この時もまだ修復箇所は何か所もあり。
以前ですと、内部の見学等はまだ無理な状態だったのでしょうね。
by hana2017 (2017-08-14 09:53) 

hana2017

ソニックマイヅルさんへ
おはようございます。
この存在、以前から気にはなっていたものの・・・きっかけは舞鶴の赤レンガ倉庫内の展示を観てからでした^^
なんと言う、偶然!敦賀にある煉瓦建築ですか。
これ程の規模、それも創業時の面影がこれ程身近に見られるとは思いもよらずにいた私です。

ma2ma2さんへ
おはようございます。
ANAの工場見学は大人気!大人から子供まで楽しめるもの♪
私も一度はと、これまたずっと思い続けておりますよ。
ANAはブルー、JALは赤、それぞれを象徴するイメージカラーですからね^^
私も、両社のボールペンは所持しています。どちらも書き良くて、気にいっています。
by hana2017 (2017-08-14 10:06) 

まつき

おぉ~可愛らしい頭?ですね~!(^^)!
こんなに貴重な施設の見学が100円ですか(@_@)
町で管理してるのなら尚の事、せめて200円くらいにすればいいのに~。
帰りの道の駅、これと言ったモノはなくとも、美味しそうなジェラート♡
これさえあれば十分って感じです~♪
by まつき (2017-08-14 12:18) 

hana2017

まつきさんへ
見学料は・・・たぶん、ボランティアガイドさんの報酬に充てられるのではないかと?
でも100円と200円の差って?(笑)
ジェラート好きなまつきさんには、最後が目の毒だったかしら?
少し高めながら、ピスタジオ味がバカ旨でしたよ♪
by hana2017 (2017-08-14 12:24) 

みうさぎ

想像を越える大人の社会科見学でした~(^^)v
ロマンを感じますねっ昔の人凄い~

by みうさぎ (2017-08-14 16:31) 

いっぷく

見学ツアーがあるのですね。
これはぜひ行ってみたいです。
シャーベットとジェラートの盛りが大胆なのが
うれしいですね。

by いっぷく (2017-08-14 21:13) 

hana2017

みうさぎさんへ
真面目すぎるほど真面目なのよ。これからはmajimeさんと呼んでくださいな^^キャハ!

いっぷくさんへ
小学生頃だったでしょうか。
世界遺産に認定された、伊豆の国市にある韮山反射炉・・・なんとなく断片的にだけ覚えているものの。今回の煉瓦窯と共にどちらもわが国の近代化。製鉄・製鋼、造船、石炭産業・・・と言った分野の産業に貢献したものですね。
ジェラートは、ご覧の様な田舎ですからチョッとお得なのかしら^^
by hana2017 (2017-08-14 22:13) 

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