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2013・3月3岩手~被災地から浄土ヶ浜・宮城 ブログトップ

イーハトーブの国へ・・・帰りは、仙台で牛たん [2013・3月3岩手~被災地から浄土ヶ浜・宮城]

行く前から〆となるこの日のお昼は・・・・時間的にもちょうど良いから・・・帰り道の途中である仙台で、牛たんを食べようと思っていました。
行ったのは泉ICからほど近い、「「牛たん炭焼 利久 泉中央店」。過去の日記でもこちらを来店した事になっていますが、行った感じではどうも違うお店らしい!?なんで?
                  牛たん定食2.jpg

戦後の仙台の街で生まれた牛たん。
牛たんの厚み・塩加減・熟成度など、数々の試行錯誤を繰り返して生まれた・・・・牛たん焼は、地元仙台に強く根付いて、今や仙台名物のひとつとして全国的にも知れ渡るまでになった存在です。
仙台の街へ足を踏み入れると、立ち並ぶ数多くの牛たん店。
牛たんの厚み・塩加減・熟成度は、それぞれの店によってこだわりがあるのだそう。。

入店してすぐに目に入ってくるのは、カウンターの中の厨房です。
焼いている様子が見えるから、私はカウンターに座るのが好き。
「写真を撮っていいですか?」と聞いたら、このお兄さん。ガラスを綺麗に拭いてくれました[るんるん]
牛たん定食5.jpg

炭火で焼きあげる牛たんは、食欲を刺激します。
牛たん焼を楽しむのでしたら、定番の牛たん定食。
しかし欲張りな私は、このお店オリジナルのランチメニューをお願いしてしまいました。

牛たん定食3.jpg
牛たん焼きに、お肉ののった丼。そこにハマチとサバのお刺身付きです。これはス、スゴイ、ボリューム[がく~(落胆した顔)]

牛たんは食べやすく切り目の入ったお肉に、キャベツなどの野菜の塩もみ、辛い南蛮味噌が添えられているのです。
仙台で食べる牛たんは、普通の焼き肉店で食べる牛タンを想像してはいけません。
肉厚でジューシー。ステーキ・・というと大袈裟ですがそれほど厚切りだから、食べ応えはじゅうぶん。
ご飯はほとんど残してしまいました。

牛テールをじっくり煮込んだ、さっぱりとした口当たりのテールスープはどのメニューにも付くようです。
でも量が多すぎてとても飲めません。
夫がオーダーしたのは牛たんカレー。ここまで来てカレーなんかと思ったものの、さっきお肉を食べたからかしら。
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青唐辛子を漬け込んで作り上げるピリッと辛い南蛮味噌と、季節の野菜を盛り付けたお新香。
主役であるのは勿論、歯ごたえのあるジューシーな牛たん焼でした。
前回もそうでしたが、どこの利久も接客が良いと思います。「テーブル席が空きましたから、よろしかったらどうぞ」って。


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牛たん定食を堪能し、ホントにホント後は帰るだけ。
岩手県をほぼ一周してきた、今回の走行距離は1150キロ。
この旅もよく遊び、よく食べ、楽しむところは楽しみ。それ以外に、思う事があったりと・・・充実した2泊2日の旅が終わりました。
最後は帰りの東北自動車道、国見SAから眺めた福島盆地の景色です。
牛たん定食1.jpg
長閑な、穏やかな風景が広がっていました。
しかしここから東側に続く場所には、未だ人の近づく事さえ出来ない土地があるのです。

思いがけず偶然にも、震災の起きた3月に被災地を訪ねた旅となってしまいました。
現在の復興状況について、普通に毎日をおくっている私のような存在が偶々被災した現地を見てきたからって、何か特別な事を書こうなんて思っている訳ではありません。
大きな試練に見舞われた東北の各地域です。2年経ったからと言って、その大きすぎた被害がどうかなるものではないとも。。。
何も変わっていない。何も終わっていない。

私は自分の出来る範囲の事を続けて、真面目に生きていくだけだけなのです。
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イーハトーブの国へ・・・ベアレンビールに、オマケも [2013・3月3岩手~被災地から浄土ヶ浜・宮城]

八幡平から3.jpg
トップはまだ朝の内。八幡平から見た、秀麗な姿の岩手山[ぴかぴか(新しい)]美しかった[グッド(上向き矢印)]この姿は正しく岩手富士そのものです。

北国の冬には付きものの雪。
八幡平から1.jpg
慣れない私達にとって雪は、面倒なものと思ってしまうものだけれど…その反面、雪は多くのものをもたらせるであろう。例えばウィンタースポーツであったり、また目にも鮮やかな春の恵み・山菜であったり。。
Beaver の奥さんは自宅近くで、ツキノワグマの姿を見かけたこともあるとか。
それは最近になって、熊が里まで下りてきているという事実を思わるもの。
八幡平から2.jpg
そんな雪山の雪解け水から生まれた、地ビールの話です。

八幡平からズンズン下へおりてきて・・・・

帰路の途中、前夜飲んだベアレンビールのブルワリーに立ち寄りしてみました。
熊が描かれた大きな看板、屋根に書かれた「ベアレンビール」の文字も目印。

ベアレン醸造所は、盛岡市内にある伝統的な地ビールの会社です。
ベアレン1.jpg

醸造所には直売所があり。。
レストランなどの飲食施設はありませんが、ビールは醸造所内のカウンターで工場出来立て・樽ビールが飲めるのです。

ベアレン2.jpg
2階部分は、一応見学ルーム・・・100年前の設備を使ってビールを作っている様子が伺えました。
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創業は2001年と新しいものの・・・ビールの製造、販売までかかった年月は約2年だそうです。
手前が銅の煮沸釜、奥がろ過釜。この設備はドイツの古い醸造所で使われていたもので、1907年 に製造されたものとか。
         ベアレン4.jpg
ドイツの小さな醸造所にあった仕込み室をそのまま移設し、現役で使われているブルーハウスとしては世界でも最も古いものだそうです。
日本国内でこれほど古い設備を駆使して造る、ビールは他にはありませんとの事。
そうそう・・・岩手と言えば、銀河高原ビールも有名ですけどね・・・・

ビール好きな息子家族の元へ郵送を依頼して・・・自宅用にも少しだけ。
                             ベアレン7.jpg                            
左から、黒ビールのシュバルツ。ドイツ語で「古い」を意味するアルト。
アルトは、現在のラガービールが発明される前の伝統的なスタイルのビール。
そしてペンションにも置かれていたクラッシック。こちらは本格的なラガービールです。 

王冠にデザインされているトレードマークの熊は、社名(ベアレン:ドイツ語で熊)に由来しているもの。
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ここのビールは香りが良いと思います。コクがあって苦みもある大人向けのビールは、息子も「スゴク旨かった!」って。
サスガ外れなしの美味しさです。


この日は松尾八幡平ICから東北道へ乗って、あとはただ帰るばかりなのでした。東北道を走っていくと・・・そう、そこは岩手県内最後のSAである前沢です。
前沢はハイソなお肉で知られる前沢牛の産地、故郷です。
前沢牛とは、岩手県奥州市前沢地区で肥育された黒毛和種の和牛の名称。
牛肉界の西の横綱が神戸、松坂であったら・・・米沢牛と並んで、東の超有名お肉が前沢牛なんです。米沢牛は何時もさくらんぼ狩りの時に食べているから、今回はだから前沢牛が食べたいの[るんるん]

SAを出るとすぐ東北道の右側に、かの有名な「肉のオガタ」の小形牧場が見えました。
オガタ牧場の直営店「オガタ」でステーキを食べたら、たとえそれがお得なランチメニューだとしても最低でも5000円は下らない。それゆえ上限はキリなくある様子。
しかしそんな上質で味の良さで評判高い前沢牛を、屋外の売店で販売しているところがSA内にあるのさ。レストランは勿論、前沢牛尽くしメニューが並んでいましたけれど。。
ベアレン5.jpg
前沢牛串焼きは霜の入ったもも肉を、オーダーが入ってから目の前で焼き上げてくれる。焼き加減のリクエストもOK!
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前沢のブランド牛の味を、手軽に堪能出来ます。
肉串にかぶりつけば、旨味ジワッと口の中に広がって[グッド(上向き矢印)]これは満足感の得られる一品です。
2000円と、1260円とツーランクありましたが、お財布に優しい下のお値段で。
フン、どうせ私は1260円のお肉しか食べられない、安いのが好きな庶民代表よ[ちっ(怒った顔)]
…と言うか、それもあるけど。。。この後仙台で下りて食べる、お昼の予定が決まっているからなのでした。
続く…。次回で終わります。
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イーハトーブの国へ・・・八幡平「全5室の小さな宿 旬菜創作料理と貸切露天風呂 Beaver」 [2013・3月3岩手~被災地から浄土ヶ浜・宮城]

Beaver・1.jpg
八幡平温泉郷は、松川温泉の地熱発電所から「八幡平温泉マグマの湯」が配湯されている温泉郷です。
温泉マニアの間でも人気の松川温泉は湯量が豊富で高温だから、離れた八幡平温泉郷まで温泉を引き湯させられるのですね。。

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Beaverさんの二階には、落ち着いたムードの喫煙スペースが設けられています。
雑誌やゲーム類も置いてあってだれでも寛げるスペースながら、タバコが恋しい夫は頻繁にこの場所へ通っておりました。

二か所のお風呂は、どちらも貸切での利用となります。
今回はタイミングが合わなくて内湯&露天「MAGUMAの湯」の利用はしませんでした。
到着後すぐにと翌朝浸かった温泉は、青森ヒバの内風呂のみ。

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脱衣所には、クレンジングから化粧品やボディローション、カミソリや綿棒などほとんどのアメニティが置いてあります。お部屋からバスタオルとハンドタオルを籠に入れて、持っていくだけです。
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浴室と外気温との差が大きくて、こんなボケボケの写真しかなくてシツレイ。
しかしサスガは松川温泉、よく温まる気持ちの良い温泉でした。
帰ってきてからも、硫黄の匂いプンプンのタオルが嬉しい[いい気分(温泉)]

ダイニングで頂くのは、地元産の食材で作られるオーナー特製の創作フレンチです。
夕食は19時から・・・時間になって下りて行くと、既にほかの皆さんは始まっている様子。テーブルごとにすでにセッティングがしてありました。
偶然にも、前回と同じお席。
皆さんご夫婦なのかカップルのみで若い方ばかりで、最年長カップルになってしまいました。ジャズのBGMが静かに流れています。
着席すると、前菜が運ばれてきます。

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前菜1
・いわて産アイナメのマリネ・八幡平杜仲茶豚の田舎風パテ
・生ハムとタラの芽のフリット・フォアグラの冷製フラン・ブルーベリーソース
前菜の盛り合わせからして手が込んでいて、なかなかのボリュームです。添えてある野菜類にしてもどれもひと手間掛けている感がありました。
グリーンの野菜に隠れてしまっているけれど、アイナメのマリネが美味しい。フワッとのせたピンク色のローズソルト?の塩分と全体のバランスが良い感じ。
生ハムとタラの芽のフリットは、フィンガーフードって感じで楽しめたものの・・・生ハムはやはり生の方がいいかな。でもそうするとアイナメのマリネと被ってしまうし・・・
ボリュームたっぷりのパテは、薄くスライスしたフランスパンにのせて食べたかった。
このシチュエーションでは・・・フフ、ワインを飲むしかないでしょ。
カップに入ったフォアグラの冷製フランは、ナッツの香ばしさとブルーベリーの甘酸っぱさとで絶品の味わいでした[グッド(上向き矢印)]

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前菜2
カリフラワーのスープ カプチーノ仕立て・トマトとバジルの自家製焼きたてパン

スープにカレーパウダーとオリーブオイルが良い風合いです。スープも美味しいとテンションが上がりますね。
自家製焼きたてパンは今回もとても美味しい。私ったら、割ってみたところまで撮ってしまいました[あせあせ(飛び散る汗)]

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お魚
・桜海老とアスパラ菜のリゾット 真鯛のポワレを添えて

お肉
・八幡平杜仲茶豚肩ロースの低温ロースト 粒マスタードソース

お魚の前に、地ビール「モリオカ・ベアレン・クラッシック」へとシフト。あら?グラスがBAERENじゃなくてAsahiのロゴ入りだわ。
普段の生活で、リゾットを食べる機会はそうないから・・・でも炊き加減は良いと思います。合わせた真鯛も旨~い。火の通し加減なのか、食材の見立てなのか、皮は香ばしく身はフックラでした。

メニューを見てお肉が前菜とカブルなぁと思いましたが、でも美味しかった。これで豚の肩ロース?って思いましたもの。
これ程美味しい豚肉のお料理は初めて食べました。こちらも相当ボリュームあり、手作り・粒マスタードソースが絶妙。彩りに配された野菜の火の通り加減も言う事ありません。

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スィーツ3種
・フランス産フォンダンショコラ ピスタチオのジェラート アーモンドパイ

デザートのスィーツ、チョコケーキは普通って感じ?。元々、チョコ系のスィーツがそれ程好きじゃないのです。
でもピスタチオのジェラート。サクサクのビスキュイ風アーモンドパイが旨っ!
食後のドリンクはミントハーブティをチョイスして〆。最後までどれも美味しく、二人ニコニコ顔で食べました。

BGMを聴きながら2時間ほどかけてユックリと、もうお腹がいっぱいです。
食事の進み具合を見ながら、奥さんがタイミングよく温かいものは温かく。出来立てのお料理をサーヴしてくれますので、どのメニューも最高の状態で頂く事が出来ました。

                                
翌朝も温泉に浸かった後、8時からダイニングの同じお席でいただきます。
この時は一番に到着したので・・・
ダイニングルームを[カメラ]
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「記念日プラン」で宿泊した方用の個室が奥にあります。その隣り、今回気づいたのだけれど、そこはチェックインと、アウト用のカウンターなのでした。

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時間に合わせてセットされる朝ごはんは、朝からボリューム満点。

Beaver・9.jpg
見事に半熟、フワフワのオムレツにソーセージ。ホウレンソウと???の温野菜が添えられて。ふたつのココットはラタトウユ、根菜類のグラタン風。。
右は、地元・岩手産の田野畑牛乳にコーヒーです。

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自家製の焼きたてパンは、クロワッサンに大き目のロールパン、ミニ食パン風の3個です。サクサクのクロワッサンが美味しかった。残りは夫に食べてもらったので・・・
ヨーグルトはシッカリとこしのあるもの。シャキシャキのフレッシュサラダには、グラス・ドレッシング。
熱々で提供される、トマトのスープは優しい味わいがします。
もうこれ以上食べられない。お腹いっぱいです[るんるん]
朝はセルフでホットコーヒーや紅茶が飲めるように、ダイニングの片隅にドリンクコーナーがありました。
朝食のメニューは前回とほとんど同じ。http://hana2009-5.blog.so-net.ne.jp/2012-08-29
私達は、全てどれも美味しく頂きましたが、他のテーブルの方々は残されていたようです。

オーナーシェフが時間をかけて作る一皿、一皿には拘りが感じられて・・・味は勿論本格的。オーベルジュと言って良いレベルに感じます。
夕食も朝食もとにかく美味しかった!とにかく美味しいとしか言えないのが、私のダメなところです。
使われているプレートは前回と違ったものが幾つか。提供の仕方もオシャレでスマート、これにも満足[グッド(上向き矢印)]

一度泊まると、また訪れたいと思えるところです。
気さくで明るい奥さんと、見えないところで美味しいお料理を提供してくれたオーナーシェフ。
チェックイン時に出迎えてくれた大女将と、時々会う可愛らしいお嬢さんたち。
質の良い温泉に入って部屋で寛いだ後、美味しいお料理を頂く。大人の旅には、どちらも欠かせないものですね。
だから岩手へ行った時には、また泊まりたい宿に思えてしまうのです。[るんるん]
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最後チェックアウトの時、ペンション名の「Beaver」の由来、なぜビーバーなのか伺って来ました。
バブル期なのか?オープン時の名称が「ビーバー」であったから・・・今のオーナーさんは三代目ながら、特に名前は変えずに営業しているとの事でした。
他に聞いてみたい事はあったものの、お仕事の最中だったので邪魔をしてもいけませんので。。。
つい最近も「大人のための北東北エリアマガジン rakra」の取材を受けて、掲載されるのだそうです。
人気が出るのは嬉しいものの、でもこれ以上予約が取りづらくなったら困るわ。


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イーハトーブの国へ・・・八幡平のホテルへ急ごう! [2013・3月3岩手~被災地から浄土ヶ浜・宮城]

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今週は春を通り越して、初夏の陽気とか。しかし毎日、風が吹きますね。
私はまだ懲りずに雪景色です。
盛岡まで急ぎます2.jpg
沿岸部地域に別れを告げて、盛岡まで急ぎます。

岩手内陸は、まだ雪景色。スゴイ事になっていました。
しかもこの日は、北日本を中心として暴風雪に見舞われた日。
北海道では数人の遭難者。またお隣の秋田では、新幹線こまちが雪の為に脱線すると言った騒ぎまであったくらいでしたもの。
事実、東北自動車道もあちこちで通行止めになっていました。

盛岡まで急ぎます3.jpg
岩手県山間部も、周囲が真白に変わる地吹雪。強風は積もる雪を巻き上げて・・・道路も、空も、真っ白です。
右は道の駅「区界高原」だったかしら。吹き溜まりの雪に、埋まってしまっていました。

盛岡まで急ぎます4.jpg
夕方近くなってしまったら慣れない運転だと危険なので、夫は出来るだけ早い到着を目指したいのだとか。

盛岡まで急ぎます5.jpg
盛岡市内を過ぎてから、宿のある八幡平(はちまんたい)までは思っていた以上に大変でした。
前回の8月が夏だったから・・・あっという間に盛岡市内まで下りてきていた。だから簡単に考えていたのだけれど。。
あの時は白樺の木々が続く草原地帯。そこにホテル、ペンション、牧場が続いていたのです。
しかしここは十和田八幡平国立公園にも指定された、奥羽山脈北部の山地であり・・・岩手県、秋田県に広がる山々から成りたつ。
まだ冬と言ってもよい3月初めは、一面に広がる白銀の世界であったのだ。
盛岡市内から続く幹線道路も、これ程の積雪です。

盛岡まで急ぎます6.jpg
そんな中、除雪車!除雪の様子が、こんな間近に見られるのって嬉しい[るんるん]
雪の壁に阻まれて、中々たどり着くことが出来ません。降雪の中立ち往生なんて事になったら、どうしましょう。
でも運転していた夫をよそに私は、「どこもかも、わぁ~雪!真っ白な雪がホント綺麗だぁ~~」と、車窓から八幡平の自然を眺めていただけ。

盛岡まで急ぎます7.jpg
それでもようやくです・・・・
シンと静まり返った雪の中にそっと佇んでいました。別荘を思わせる建物は、見た感じ普通のお宅っぽいムード。

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そう、ここは昨年8月に宿泊した「全5室の小さな宿 旬菜創作料理と貸切露天風呂 Beaver」さん。

今回の岩手再訪を決めた時、夫が「せっかくだから、またあのペンションへ泊ろう」って。
それからは私も、かなり楽しみにしていました。だってそのくらい、この宿は良かったのですから。。
館内は・・と言っても、ホテルじゃなくてペンションですからパブリックスペースはありません。
私達もペンションと言われるところを利用したのは、前回が初めてでした。

盛岡まで急ぎます9.jpg
入ってすぐの廊下の先にあるのは、二つの貸切風呂。その手前、右手にダイニングルームがあり。
1室だけある和室をのぞいた、お部屋4室は階段を上がった2階にあるのです。

盛岡まで急ぎます11.jpg
そして今回のお部屋がこちら、木製の壁と小あがりのあるアジアンルーム。

座椅子の置かれた小あがりの、端っこには小さなミラー。壁掛け式のテレビ。
テーブルの上のお茶セットは、ドリップタイプのコーヒー&緑茶です。籠に入ったオシャレなカップ類、電気ポットと空っぽの冷蔵庫。バスタオル類や浴衣は籠に入って並べられていました。
そして窓と掃きだしから眺める、穏やかな雪景色[ぴかぴか(新しい)]

温泉は効能がスゴク良くて、入浴後のお肌はツルツル。
この宿はペンションというより、温泉付きオーベルジュなのです。・・・という訳で、楽しみのお食事は次回へ。
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イーハトーブの国へ・・・浄土ヶ浜へ [2013・3月3岩手~被災地から浄土ヶ浜・宮城]

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宮古を代表する景勝地であり、陸中海岸国立公園の中心をなす・・・浄土ヶ浜。

浄土ヶ浜2.jpg
鋭くとがった白い流紋岩が林立し、一つ一つ違った表情で海岸沿いを彩ります。松の緑と岩肌の白、海の群青とのコントラストは・・・・まさに一見の価値をもつ名所。
おじさんがワンコとお散歩の最中でした。

浄土ヶ浜3.jpg
三陸海岸を代表する景勝地のひとつである浄土ヶ浜では、無数とも言えるカモメ?ウミネコたちの群れが出迎えしてくれました。

           浄土ヶ浜5.jpg
・・・のは良いのだけれど、鳴き声がウルサイ、ウルサイ。。
夫がおせんべいを撒いたら、ワッとスゴイ勢いで集まってきました。
人間を恐れない鳥なんでしょうか。近くで見ると、こっちが怖いんですけど・・・。

浄土ヶ浜の地名は、天和年間(1681~1684)に宮古山常安寺七世の霊鏡竜湖(1727年没)が、「さながら極楽浄土のごとし」と感嘆したことから名付けられたと言われています。

浄土ヶ浜4.jpg
エメラルドグリーンの海と、個性的な形の岩が目の前に広がる・・・様々な奇岩が、魅せる絶景です。

浄土が浜には、なんと青の洞窟があるのだとか。
なんだ~!イタリアのナポリまで行かなくても見られるのね。・・って行く予定なんかないですけど。

また平成18年度には、「日本の快水浴場百選」にも選定されています。

浄土ヶ浜6.jpg
一番の撮影スポットなのでしょう。
カメラを構えてジッと待つ、カメラマンさんの後姿。何しろ、この空と海ですもの!
下手な私が撮ったものでさえ、それなりに見えるくらいなのだから・・・。

浄土ヶ浜7.jpg
↑は、上のカメラマンさんが持参したリュック。チョッと邪魔。
地元の人からもこよなく愛される浄土ヶ浜は、夏にはこの場所が海水浴場となり。。。
私達が訪れた時もそうでしたが、多くの観光客がここ浄土ヶ浜には足を運ぶとの事。

浄土ヶ浜8.jpg
海上にウミネコが、ワッと集まっている様子わかりますか。

春夏秋冬、四季によっていろんな表情を見せてくれる美しい景観。しかしこの浄土ヶ浜も、津波により膨大な被害を受けました。
東日本大震災の影響により、園内一部の遊歩道が通行止めとなっている他、一部駐車場は仮設住宅が建設されているため利用できません。
脇に建っていた大きなレストハウスも、一昨年中は完全にクローズ。1階、2階部分の被害が甚大、壁と柱のみしか残らなかったそうです。しかし昨年の7月海開きに合わせて、被災していたレストハウスも再建オープンされました。http://www6.ocn.ne.jp/~jyodo/
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イーハトーブの国へ・・・おらが大槌復興食堂 [2013・3月3岩手~被災地から浄土ヶ浜・宮城]

旅の続きです。
気仙沼からは宮古までを一日で周って・・・この日泊まるのは、岩手県内でも西の端・八幡平なのです。

気仙沼から陸前高田、そして大船渡。南リアス線に沿って北上すると釜石市。
失ったものを現実として,荒涼とした風景は続いていく。
釜石からは、岩手県大槌町へ。
車から見る風景は、どこも更地が目立ちます。
石巻、陸前高田などと比べると大槌町は人口が少ないため、また遠く離れているからこれまで地名さえ知らずにいたところ。
しかしここ大槌町も、津波により多くの命。街並み、漁業などの産業を失っていました。
狭い平地に住宅や商店がひしめき合っていたであろう町の中心は大体わかったものの、その周囲はむき出しとなった土台だけが残っていた。

この日食べるお昼は、ここって決めてありました。
岩手県上閉伊郡大槌町にある、「おらが大槌復興食堂」です。
復興食堂1.jpg

大槌町を本気で復興したい人たちの、熱い想いが集まってオープンした「おらが大槌復興食堂」。
大槌の人たちの憩いの場として、大槌を訪ねる人たちの休憩所として、また初めて会った人たちが同じテーブルで食事をし知り合いになり、友になれるところとして・・・・。

一般的なコンビニさえまだプレハブの簡易店舗で営業している今、地域には飲食店らしきものは見当たりません。
家々のコンクリートの土台だけが残る、または更地の風景ばかりの中で、集まるコミュニティスペースが不足している事より、人々が気軽に集まれる場所を目指した・・・復興のシンボル。
内部もこうして手作り感がいっぱいです。
海産物をはじめ、手作りっぽい品々、お土産品も売っていました。

こちらでの目的、それはもう「日本一美味しい」と言われている、三陸の海の幸を豪華に盛りつけた「特選海鮮丼」です。
入店する前から頭の中は三陸の海の幸=特選海鮮丼、それしかありませんから。私ったら、もう単純[わーい(嬉しい顔)]
ところがオーダーしたところ、「海鮮丼は予約のみになります」ですって。「そんな~聞いてないよ。HPだってどこにも書いてなかったし・・」←これ、心の中の声。そんなの言えません。
考えてみれば海の近くに住んでいて、わざわざ海鮮丼など食べる意味などありませんものね。

復興食堂3.jpg
それで頼んだものは、鮭のほぐし身の上にイクラがたっぷりのる「おらが丼」です。
おらが丼は、名産の鮭とイクラの親子丼。手前にある白いものは、なんと長ネギ。
特製の醤油ダレに漬け込んだ最上級のイクラは、確かにお美味しい。味付けもちょうど良くて口の中でとろけます。
親子の鮭、その絶妙なハーモニーは「大槌の宝石」そのもの[ぴかぴか(新しい)]
カレーにもつくお味噌汁、私は飲まずに来てしまったのですけれど・・・
丁寧に出汁を取った、大槌の地味噌で仕上げたものだそうです。

少量で申し訳ないのですが、奥に並べられていた中から「すき昆布」と「ふのリ」を購入して帰ってきました。
すき昆布は煮物に、ふのりはお味噌汁の実にすると美味しいのです。
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それでも通りがかりの私達としては、何だか話しかけるのさえ躊躇ってしまうような雰囲気が。・・って考え過ぎかな。
震災から2年が過ぎても、まだ何もない状態です。
そこで生きていく重み、失ったものへの悲しみはそう簡単に癒えるものではありません・・・
こんな私でも夫婦で旅をしている姿は、お気楽そうに見えたのでしょうか。


関連ランキング:海鮮丼 | 大槌駅



宮古駅1.jpg
山田町を過ぎて、次の目的地の宮古駅です。

宮古駅2.jpg
構内に停車していたのはどちらも一両きりの車両、見事なローカル線ぶりです。
滅茶苦茶とにかく風の強い中、駅のそばにある観光案内所で2個目のスタンプをゲット。

気仙沼~.jpg
でもここに来たら・・・そう、この場所だけは足を延ばしましたよ。

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イーハトーブの国へ・・・気仙沼から北上す [2013・3月3岩手~被災地から浄土ヶ浜・宮城]

今週は暖かくなって、ようやく・・・・春の予感♪
花々が満開になる日はそう遠くないかもと思いながら、昨日の続きです。

一関を出た私達がまず向かったのは、気仙沼駅でした。一個目のスタンプをゲットする為です。
気仙沼1.jpg

大震災から2年経った今出来る事と言ったら・・・甚大なる被害とその後の風評も含め観光客が激減してしまった被災地を訪れて、わずかでもその地の一助になればということくらい・・・とは言え、もう笑われてしまうくらいにささやかなものなのだけれど。。

気仙沼2.jpg
偶然にもこの日。
岩手、宮城県境のJR大船渡線では、大震災による被害を受けて不通となった・・・気仙沼-盛駅間の仮復旧として、バス高速輸送システム=BRT導入によるバスが走り始めた日でした。
駅には待望の運行開始を祝って、ご当地キャラクターの絵柄でラッピングしたバスの姿。またそれを見送るカメラマンもいました。

私達も、津波の傷痕が残る市街地へ。気仙沼(ここだけは宮城ながら・・・)、大船渡、釜石、大槌へと・・・。
  
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沿岸部に近い場所へと近づくにつれ、道の両側は荒涼とした景色へと変わっていく。
廃墟と化してしまったビルや工場の建物、続く家並みは何もかもなくなってコンクリートの土台だけが残されていた。
尊い人命は勿論ながら、日々の営みの基本となる家や仕事場も皆奪っていってしまった自然災害。

仕事や学校へ行って、家で普通にご飯が食べられ、寝る事の出来る毎日。
毎日の暮らしが営まれていた・・・普通の人々の、普通の暮らしが震災により失われてしまいました。
大切なものを奪われてしまった方々の悔しさも、想像された私達です。

2年も経つのに、あちこちに残されている瓦礫、積み重なったコンクリートの塊。
山間に建ち並ぶ、無機質なプレハブ造りの仮設住宅の様子。
土台だけ、廃墟となった駅舎だけが残されて、まだ分断されたままになっている鉄道の線路。

いまだ復興の見通しのたたない、津波の爪痕が生々しく残った沿岸部に出かけていってその風景の前にたたずむ意味?を思い知らされたのでした。
行く前から被災された地域の写真は撮らないと、決めていましたが・・・。
それでも実際に目にしてしまうと、どう表現したら良いのか言葉が見つかりません。

何事もなかったかのように、静かに佇む深く碧い海。多くのものを与えてくれる海だけど、ひとたびその海が牙をむいたら、これほどの脅威になってしまう・・・
私の表現力では到底書き表す事の出来ない。現実の風景がどこまでも続いていくのでした。

自宅で茫然と見ていたテレビの映像よりも、三陸の海沿いの各地でえぐれて茶色になった風景をこの目にした時、復興への長い道のりを思うとやりきれない思いが。。。
それでも、一歩一歩前進していってほしい。
あれから2年、3月11日のあの時間が間もなくまたやってきます。
そしてあの津波の映像も、また見る事になるだろう。

続く・・・。
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イーハトーブの国へ・・・始まりは、一関から・・・ [2013・3月3岩手~被災地から浄土ヶ浜・宮城]

「イーハトーブ」とは・・・岩手県が生んだ詩人であり、童話作家でもある、宮沢賢治による造語。生涯をかけて彼が夢描き追い求めた理想郷、イーハトーブ[ぴかぴか(新しい)]
明治29年、花巻市に生まれた宮沢賢治は・・・先に記した詩人、童話作家だけでなく、教師、農業指導者としても活動するなど多彩な顔を持つ。
この偉大なる先人は、短い生涯を駆け抜けて三十代の若さで亡くなりましたが。。。郷土の岩手に基づいた創作活動により、現在もその作品たちは多くのファンに支持され続けています。
先週末は、何時ものように金曜の夜から2泊2日で、そんな岩手の地を旅してきたのでした。

ところで昨年の日記に書いた「東北観光博」の企画、「東北パスポート」って覚えてますか?
東北博覧会とはhttp://www.visitjapan-tohoku.org/
一昨年3 月の11日、東日本大震災という大きな試練に見舞われた東北の各地域は尊い多くの命が失われ、生活の基盤は激しく揺さぶられました。
しかしその中にあって、東北の人々のふるさとを愛する姿、互いに助け合う温かさが、 全国に、世界に、共感と支援の輪を広げたこともまた事実。
多くの人に、東北の、美しい風景と心に触れてほしい。
縄文の時代から脈々と続く、東北の魂に触れてほしい。
・・・・そんな願いを込めて、『東北観光博』を開幕します。
東北、まるごと全部が博覧会場。「こころをむすび、出会いをつくる」をテーマに、2013 年3 月までの開催。
さあ、復興の光が照らす、東北の新しい旅へ!…と言うものでした。

昨年の蔵王温泉から始まった夏休みの旅の途中、本企画に出会ってしまった私達は・・・。
8月の宮城~山形、続く秋田から岩手まで、岩手・宮城・福島を南下する帰路。当初とは旅の形が変わってしまったのであった。
二人してこういった企画もの、スタンプものを集めるが大好きなのですもの。。
9月に入ってからは、秋田、岩手、青森へと旅して。。その翌週は福島県内を一周し・・・。9月最後には山形、宮城をやっつけてお終い。
…私達の旅は無事に終わりを迎えたはずが・・・。ラスト近くになってから、なんとそこに「気仙沼」と「宮古」が新規加入したのだとか・・・

その後がどうしても気になって仕方のない私達。
そこで先週末の金曜から週末にかけて、またも東北へ足を延ばしてしまったという訳なのでした。
今回も金曜の夕方早めに帰宅した夫と、夜の東北道をひた走り・・・その夜は、東北自動車道「一関IC」を出てすぐのチサン イン 岩手一関インターにIN。
一関市は、北東北の玄関口です。

        始まりは、一関から1.jpg

狭めなお部屋のダブルルームは、ベッドと必要最低限なもののみ。そして足が伸ばせるユニットバス。
                         始まりは、一関から2.jpg
それからシンプルベストなビジホにしても、電気ポットやティカップまでないところは初めてだった[あせあせ(飛び散る汗)]備品は全て、フロントへ行けばすぐに貸してはもらえるものの・・・ここまでコストダウンをしたビジホは初めてでした。
その上この夜観ていたのが、LCC=格安航空会社をテーマにした「チープフライト」だったものだから、状況がもうカブル、カブル[わーい(嬉しい顔)]
竹内祐子、加藤愛と言ったキャスティングがピッタリはまって、楽しめたドラマでした。

しかしホテルの外観、部屋も清潔でしたし、ユニットバスルームは広くて使いやすいものでした。置いてあったアメニティが、DHCと言うところも珍しい。
不必要なサービスをのぞいた分、環境にもお財布にも優しくて・・・コストパフォーマンスは抜群[グッド(上向き矢印)]とにかく寝るだけだから、これでじゅうぶんなのだ。
またこれは私だけかもしれないけど、高い建物ではなく低層階のお部屋だったのも良かったです。

       始まりは、一関から3.jpg
翌朝起きた部屋の窓からは、山際の民家と田んぼビュー[あせあせ(飛び散る汗)]
朝から雪がちらついて、ここはやはり東北です。

サクッと朝ご飯を食べて、早々にチェックアウトします。
2011年に世界遺産に登録された平泉は、中尊寺や毛越寺をはじめとする仏教寺院や浄土庭園など、平安時代末期に奥州藤原氏が築いた華麗な黄金文化の遺跡が現存している。
そんな平泉にほど近い一関だけれど、今回も観光はしないで・・・。

始まりは、一関から4.jpg
この日の目的地、気仙沼へと向かうのであった。岩手県一周の旅の始まりです。

色々あった今回の旅もこれからしばらく続ききますので、お付き合い下さいませ。
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